地下構造物

内防水 セリノール

セリノール防水の原理

一般に硬化コンクリートの微細構造中には、混錬り水が未水和セメント粒子、骨材等の間に毛細管力で保持されて残るため、硬化後に無数の空隙が存在します。
 セリノール防水は、セリノールDSをコンクリート身体表面に塗布後、次第にコンクリート内の毛細管を緻密化することにより防水効果を発揮します。

  1. 施工前に十分な水湿しを行い、コンクリート毛細管内に水を満たします。

  2. 毛細管内に満たされた水により、コンクリート成分である消石灰からカルシウムイオンが溶出します。

  3. セリノールDSを塗布することにより、セリノールDSに含まれている科学活性物質から毛細管内にケイ酸イオンが溶出します。

  4. 毛細管内で、カルシウムイオンとケイ酸イオンが反応し、不溶性のケイ酸カルシウム針状又は繊維状結晶体を形成し、毛細管空隙を充填します。

  5. これら結晶体の成長促進作用で、完全なコンクリート躯体防水が出来上がります。


    生成した針状・繊維状結晶例

セリノール防水の特徴
  • 水圧側の施工を原則としますが、背面水圧側の施工でも防水効果を発揮します。
  • 安全性も高く、防水効果は半永久的です。
  • 湿った下地に施工が可能です。
  • コンクリート躯体の寿命を永くします。
  • 補修が容易です。

セリノールDSの組成

Loss Insol SiO2 Al2O3 Fe2O3 CaO MgO SO3 K2O Na2O Total
強熱減量 不溶分 シリカ アルミナ 酸化第二鉄 生石灰 マグネシア 無水硫酸 塩化カリウム 塩化ナトリウム
2.00 64.90 6.50 1.97 0.72 21.69 0.35 1.18 0.17 0.16 99.64

セリノール防水の仕様
[一般防水工法・JS]JASS8適応
仕様
(1)セリノールDS塗布 (2)セリノールDS塗布
DS-UP 下地
水湿し
セリノールDS・・・0.7kg/m2
セリノールPLUS・・・0.035kg/
m2
セリノールDS・・・0.8kg/m2
セリノールPLUS・・・0.04kg/
m2

[一般防水工法・CS]
仕様
(1)セリノールDS塗布 (2)セリノールDS塗布
DS200P 下地
水湿し
セリノールDS・・・1.0kg/m2
セリノールPLUS・・・0.05kg/
m2
セリノールDS・・・1.0kg/m2
セリノールPLUS・・・0.05kg/
m2
セリノールDS・・・2.0kg/m2
セリノールPLUS・・・0.1kg/
m2

[塗装仕上工法]
仕様
(1)セリノールDS塗布 (2)プライマー塗布 (3)下塗り塗布 (4)上塗り塗布
DS200P-BL 下地
水湿し
セリノールDS・・・20kg/m2
セリノールPLUS・・・0.1kg/
m2
ユーロランTG-2・・・0.15kg/m2 ユーロランBL1・・・0.1kg/m2 ユーロランBL1・・・0.2kg/m2

※必要に応じて、各工法ごとに塗布面養生を行なう。
※塗布方法(ハケ、コテ、吹付)により、一工程当たりノセリノールDSの塗布量が変わることがありますが、1
m2当たりの塗布量は変わりません。
★セリノールPLUS約1.25kg、水約4.0kgをセリノールDS1袋(25kg)に混入する。

も ど る

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